倉成正の発言 (決算委員会)

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○国務大臣(倉成正君) 今回の日中定期閣僚会議は大変中国側の温かい配慮もございまして、各閣僚の間で日中双方のいろいろな問題につきまして相当突っ込んだ協力関係、その他懇談の機会、また意見の交換が行われた次第でございまして、非常に率直な意見の交換が行われたという意味におきまして、相互理解が深まったと存じ上げておる次第でございまして、ちょうどくしくも国交正常化十五周年に当たる年でございまして、その意味では私は非常に有意義であったと、また、鄧小平主任もこの会議は有意義であったという評価をしていただいたと、御発言をちょうだいをいたした次第でございます。
 御案内のとおり、先ほどお話の、いわゆる雲の上発言という問題でございますが、本件につきましては、先月、柳谷前外務事務次官より記者会見の場において、「先に、いわゆる外務省首脳発言として報道されたもののうち、鄧小平主任に関する部分において、礼を失する表現があり、これが中国側に不快感を与えたことは遺憾であった。」と。また中曽根総理は、「日本政府が日中国交正常化に当たり、中国政府との間で確認した諸原則は不変不動である。日本の国家意思は「一つの中国」であり「二つの中国」などの立場をとるものではないことを強調したい。」旨、中国側に再確認するように指示された次第でございまして、以上のとおりでございまして、今回の日中閣僚会議の中におきましても、呉学謙外相等と私との間におきまして、光華寮の問題等について率直な意見の交換をいたしました。もちろん意見は平行線をたどる部面もございましたけれども、それなりに中国側の立場も十分承りましたし、私も日本の外務大臣として日本の立場を十分御説明申し上げたということでございます。

発言情報

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発言者: 倉成正

speaker_id: 4042

日付: 1987-07-02

院: 参議院

会議名: 決算委員会