黒田寛人の発言 (科学技術委員会)

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○黒田参考人 まず最初の御指摘にお答えしたいと思いますけれども、現在のところ、こういう光の先端的なことは、実はそれを専門にやる学科、研究所というのはございませんで、各学科、学部あるいは研究所なりそれぞれの方が個人の、自分たちの主体的努力でやっているという段階にとどまっていると思います。
 よく私たち笑い話をするわけでありますけれども、現在、電子工学科は光をやる。ただし、光でも半導体レーザーとかファイバーとかそういう非常に限定されたものをやる。電気工学科は電子をやってコンピューターをやる。では、だれが電気をやるんだ。そうすると原子力だろう、そういう笑い話をするわけでありますけれども、一つ一つ何か境界領域がなくなってまいっているわけでありまして、特に先ほども述べさせていただきましたように、レーザーに関してはその境界というのが全くないわけであります。ですから、ある意味では縦割りが全く適さないと申しますか、むしろそうでない、学際的な、物理から化学から生物から医学から全部網羅したような新しいものが必要である。これははっきりしているわけでありますけれども、現在のところそのようになってないことは事実であります。

発言情報

speech_id: 110903911X00119870730_020

発言者: 黒田寛人

speaker_id: 26897

日付: 1987-07-30

院: 衆議院

会議名: 科学技術委員会