唐沢俊二郎の発言 (本会議)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) ただいま総理の御答弁もございましたが、及川先生から御質問のありました二点についてお答えを申し上げます。
まず、電気通信改革につきましては、日ごろ及川先生にいろいろ御指導を賜りまして、ありがたく思っております。
御質問の第一点、民営化後のNTTの経営状況につきましては、事業部制の導入、職員の企業意識の浸透、QC運動、トータルコスト削減運動等の各種の施策が講ぜられており、制度改革の趣旨に沿った労使双方の努力によりまして順調にまいってきておるものと判断をしており、今後その成果が国民に還元されることを期待いたしております。
御質問の第二点、公正競争についてでございますが、電気通信制度改革の目的は、NTTと新規参入事業者が公正かつ有効な競争の中で相互に経営の効率化に努め、その成果を国民に還元することにございます。NTTにつきましては、法的に独占を保障されました公社時代に形成いたしました有形無形の資産を受け継ぎ、これまで蓄積した実力を最大限に発揮することができますが、一方、新規参入事業者はゼロから出発したばかりで、いわば三十数年前のNTTの姿に近いわけであります。このような違いが両者にあるわけでございますが、関係法制におきましては、新規参入事業者を特別扱いにすることなく、自助努力を前提に新たな電気通信産業分野の形成を期待いたしております。
なお、制度改革後の検討についてのお尋ねがございましたが、ただいま先生お話がありましたように、来月から関東、中部、近畿におきまして三つの新会社の電話サービスが開始されるなど、新会社のサービス提供は緒についたばかりでございます。したがいまして、実施状況の検討を行うに当たりましては、このような具体的な実態を踏まえつつ分析、検討を行ってまいりたいと存しております。(拍手)
—————————————