伊藤英成の発言 (建設委員会)

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○伊藤(英)委員 大臣の力強いお言葉でありますので、ぜひよろしくお願いいたします。
 次に、高規格幹線道路網についてお伺いをいたします。
 実はこれは、昨年の七月の国幹道法の審議のときにもこの点についてはいろいろ触れたことでございますけれども、まずこの十次五計で高規格幹線道路整備費として十兆三千億円を計上して五年間で千六百五十四キロを整備をするというふうになっております。これは年間にいたしますと三百三十キロのベースになりまして、これでいくと高規格幹線道路網一万四千キロの完成が三十年近くかかるわけですね。
 ちょっと横道にそれますけれども、この高規格幹線道路網一万四千キロの問題でありますが、これは昨年私が七月にこの問題を審議をしたときに、この一万四千キロをこれから整備するに当たっては、特別の名称もつけて鋭意進めることが必要なんじゃないですか、その名称についても幾つかの提案を私がいたしまして、そのうちの一つにこ十一世紀のハイウエープランとかいうようなことも申し上げたりいたしました。そういたしましたら、最終的に建設省の方で「二十一世紀のハイウエー」というふうにして「ハイウエープラン一万四千キロメートル」という名前を、何となく私の提案をかなり、九〇%ぐらい、いや九九%ぐらい酌んでくれたような形で、そういう意味では非常に感謝をしておりますので、またそのことも含めて鋭意進めていただきたいと思います。
 話は横へそれましたけれども、その一万四千キロの完成が三十年近くかかるというのは、これはまたしかし大変だな、本当にこれからよく言われるように、本格的な高齢化社会を迎えるというふうに考えたときに、もっともっと早く進めなければいかぬ、せいぜい二十年間ぐらいでは整備をしなければならぬ、私はこういうふうに思うのです。
 これも先回申し上げましたけれども、この高速道路便覧によりまして諸外国の状況を見てみても、例えばアメリカが高速道路網の計画をつくったのは、一九五六年に十三カ年計画というのをつくって始めました。そのときに四千キロ、それから約六万キロに近くなるのに二十年。アメリカが二十年で約四千キロから五万八千キロ、約六万キロのインターステートハイウエー網をつくり上げたりいたしました。あるいはドイツにしても、一九六〇年で二千六百キロぐらいのものが二十年で七千五百キロまで、ほとんど高速道路綱を整備する。ざっと二十年でやったりしております。イタリアにしてもざっと二十年、フランスにしても十五年くらいでしょうかね。というくらいの、ざっとの目安は十五年から二十年くらいでほとんどの高速道路綱を整備をしております。それはそれなりに経済力があるときに、それこそ猛烈に投入をして整備をしなきゃならぬということをこれは物語っていると思うのですね。そういう意味で我が日本も三十年ではちょっとなかなか大変じゃないか。せいぜい今後二十年間くらいのうちに一万四千キロぐらいを整備するということが必要ではないか、こういうふうに思いますが、いかがですか。

発言情報

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発言者: 伊藤英成

speaker_id: 6600

日付: 1988-03-24

院: 衆議院

会議名: 建設委員会