中村哲の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○中村哲君 そこに展望台を設けて、そして修学旅行の学生たちに、新時代を担う者であるために教育上この北方領土の問題が大きいのだということを忘れないように宣伝するということをされるようですが、そのこともいいんですけれども、あの沿岸の風致の助成、殊にあそこの森林等にはよく新聞等で書かれますようにいろんな珍しい鳥獣が住んでおります。この問題は余りここでは出ないけれども、あの沿岸の風致その他で援助されるというならば、あの原始林の保全をどうするか、ただ保全するというだけじゃなくて、それと開発との兼ね合いがまさに政治なんでありまして、森林に手をつけるなということを言う運動はありますけれども、そういうことも考慮しながら、同時に開発の援助をされることは望ましいと思います。殊にこの委員会を終わりますと何の関係か季節外れのようにしてあそこの環境の保全をしろというような民間のいろんな運動がよく伝わってくるんですが、そこらのところも十分配慮されてこの沿岸等の開発についての計画をつくられるといいと思うんです。それは別に御返事いただかなくても結構です。
 それから、先ほど申しました四島のうち国後、択捉は今ソ連側の軍事的な施設だと思われるものが海からも見えまして、ここはそう簡単じゃないと思うけれども、あとの島についてはそれほどソ連との問題はないんですから、これらの島の墓参のことなんかは可能ならば促進されるといいと思うんです。国後、択捉もやれるならもちろんいいですけれども。これも新聞には出ておりますけれども、どういうふうになっているんですか。

発言情報

speech_id: 111213895X00319880330_028

発言者: 中村哲

speaker_id: 17126

日付: 1988-03-30

院: 参議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会