小野明の発言 (商工委員会)

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○小野明君 そうですね。至極もっともなお考えといいますか、そういうところでしょうね。
 次に、ちょっと為替の問題でお聞きをしたいと思います。
 八五年九月のプラザ合意以降の為替相場は、各国の政策協調の強化で対外不均衡、物価動向等、経済のファンダメンタルズを反映してドル安円高基調で推移をしてまいったわけでございます。こういった中で、我が国としても為替調整に加えて内需の拡大、輸入の促進等によって対外不均衡の是正に努めるほか、我が国企業も対外直接投資等によりまして構造調整を着実に進めてまいったところであります。
 しかしながら、八八年末ごろから必ずしもアメリカがこれ以上のドル安を望まなくなった。これに加えて、我が国の生保あるいは信託銀行といった機関投資家が有利な資金運用先を求めて外債投資を活発化させてまいったことなどからドル高基調が続いてまいりましたところに、最近では諸外国の政青不安によりまして有事に強いドル買いが国際的に発生して、急激なドル高円安が進んでまいったところであります。
 最近はちょっと落ちついておるようですが、現在のようなドル高円安傾向が今後も続くようなことがあれば、これまでの対外不均衡是正あるいは構造調整努力を阻害するおそれがあるほか、為替相場の乱高下が我が国産業経済の健全な発展の可能性を損なうことが憂慮されるわけであります。
 つきましては、最近の為替相場の乱高下について、為替相場の乱高下による我が国企業の対外直接投資に与える影響について、通産省としての見解をお尋ねしたいと思います。

発言情報

speech_id: 111414461X00419890620_009

発言者: 小野明

speaker_id: 28797

日付: 1989-06-20

院: 参議院

会議名: 商工委員会