水田努の発言 (社会労働委員会)

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○水田政府委員 年金財政の将来推計をいたします場合に、人口学的要素というのが極めて大きいわけでございます。厚生省は財政再計算を行います場合には、人口問題研究所の将来人口推計をもとにして行っているところでございます。前回の再計算は五十六年の推計を用い、今回の再計算は六十一年の推計を用いました。その結果、平均寿命が男女とも前回よりも三歳延びております。そして、平成三十二年における厚生年金の老齢年金受給者が前回再計算時に比べて二百五十三万人増加するということが見込まれるようになりました。その結果、最終保険料が前回の再計算では二八・九%であったものが二百五十三万人増加することに伴いまして、今回最終保険料率は三一・五%と相ならざるを得なくなりました。私どもは、こういう高い負担には後代の方がたえ得ないということで、段階的に開始年齢を六十五歳に引き上げることによって最終保険料を二六・一%に抑える、こういう設計を立てました。この最終保険料に到達するまで約七回の再計算を迎えるわけでございますが、その間、単年度赤字を出さず、かつ積立金に手をつけない範囲でそれぞれの再計算期ごとの上げ幅を等しくするようにしながら最終の二六・一%に持っていくためには、毎回二・二%の上げ幅が必要だ、こういう結論が出て今回法律改正をお願いいたしているところでございます。

発言情報

speech_id: 111604410X00419891121_021

発言者: 水田努

speaker_id: 6457

日付: 1989-11-21

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会