中村茂の発言 (土地問題等に関する特別委員会)

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○中村(茂)委員 今総理も述べられましたように、この東京一極集中の地価の高騰が地方にずっと波及していった。その結果、現在の状況を見れば、今お話がありましたように、一つは東京にあらゆるものが一極集中してきた。
 それから、二点目の問題としては、住宅宅地問題が起きてきて、現在の状況では大都市圏に住む者についてはなかなか住宅取得が困難というような状況が起きてきている。それのみか住環境も非常に悪くなってきていますから、都会に住む皆さんは特に、経済大国になったとかGNPが世界で一位になったとか二位になったとか言われても、生活実感はそういうのに伴っていかない。その一つの大きな要因は住環境、住宅問題、こういうところに原因があるのではないか。
 それから三つ目には、やはり資産格差というものが土地の高騰によって増大してきた。それは、ただ増大というよりも個人なり企業なりの格差が広がっている。それから、地域的にも地域格差というものが広がっている。それのみならず、国際的にも土地をめぐる格差というものが広がっている。
 ですから、そういう状態をどういうふうに解消していくか。大筋として、私は、東京一極集中それから住宅、土地を持つ者と持たざる者の資産格差、こういうゆがんだ状態を、これからの土地対策として重点的な施策として解決に臨んでいかなければならないのではないか、こういうふうに思うわけであります。総理の見解と、それに伴う長官の御意見を承っておきたいというふうに思います。

発言情報

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発言者: 中村茂

speaker_id: 18125

日付: 1989-11-17

院: 衆議院

会議名: 土地問題等に関する特別委員会