佐藤敬夫の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○佐藤(敬夫)委員 ありがとうございます。
まだまだたくさん御質問申し上げたいのでありますが、時間がございませんので、次に農政問題について農林大臣に御質問申し上げたいと思います。
先ほど申し上げましたように、討論集会では多分消費税の問題が一番多いんだろう、こう思っておりました。ところが案に相違して、農家だけではなくて、都市部に集まったお母さんたちの大半が農業の不安というものについて訴えがありました。二十年間私は市内で主婦をしております、消費税も確かに心配で嫌なんですけれども、しかし自分の生まれた農家があんな姿になっていくのはとても耐えられないんです、こういうお話が非常に多かったわけであります。
その一つの大きな原因に、正直者がばかを見るという現象がどうも全体にはびこっていやしないか。来年度から始まる水田農業確立対策の後期対策のあり方を確かに論ずる必要はあるわけでありますが、しかし、減反に協力しない者が得をして、減反に協力している者が損をするという状況に、やはり歯どめを一本打ち込まないと、今後は一粒も減反には協力しないぞという声が非常に多いわけであります。
そこで、けさの新聞にありますように、きのうは全中でもいろんな議論を重ねたようでありますが、まずとりあえず食管制度というものを堅持し、その中で新しい農政に向かって進んでいこうという前に、大潟の過剰不正規流通米という問題について農林省もこのたびは相当努力を払っているようでありますが、現実の問題としてますます大潟村ウイルスというのははびこっていく現象にあるわけであります。こういう不正現流通の防止対策というものをもっともっと強い対策で打ち出さない限り、私は非常に後期対策の問題も前へ進まないのじゃないか。あるいは、一つの形といいますと、大潟は、もう今度のことで方向が出なければ、全戸過剰作付に入るという声すら聞こえるわけでありまして、その全戸が過剰作付に入った場合には、もう五万トンという数量がふえる、こういう状況になっているわけであります。
お伺いしたいのでありますが、もしこれが、現在のやみ米の流通というものが食管法という中で食いとめることができないんだとすれば、いや、どうして食いとめることができないのか、あるいは、もし現在の経済社会という常識の中でではとてもそれは無理なんだといったら、なぜ新しい法律をつくってでもそれを阻止しようとしないのか、その辺のことについて農林省からのお考えをいただきたいと思います。