橋本龍太郎の発言 (予算委員会)
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○橋本国務大臣 土地の税制というのを考えます場合に、私は、どうも先般来の予算委員会の御意見を伺っておりまして、両面あるような気がして仕方がありません。一つは、この地価高騰の中で土地を持っている人間は恵まれている、だからその人間からはできるだけ税金を取れ、そういう格好で資産課税というものを考えろ、持っているやつけしからぬ論ですね、こういう考え方が一つあるように思います。
しかし、実は私どもが考えるべきはそうではない。むしろ土地税制というものを、どうやればまじめに働く国民に対して夢を与えるような土地政策に貢献できるか、そういう視点からの論議をすべきものではなかろうか。政策税制としてのあり方はそう考えるべきではなかろうかという感じが私はいたします。もちろん、資産格差の是正という点も配慮をしていく必要はありますけれども、私自身、今余り時間のない中で長い論議は控えますけれども、けしからぬ税をかけるのではない、むしろ政策税制として土地税制を考える場合に、いかにしてまじめに働いておられる国民に夢を与えることができるかという視点から、資産格差の是正とあわせて土地税制というものを考えるべきではなかろうか、そのように感じておるということだけを申し上げさせていただきます。