山口哲夫の発言 (内閣委員会)
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○山口哲夫君 総合的に判断したということは、結局つじつま合わせをしたとしか考えられないんですよ。
これだけで時間をとれませんので、この問題については改めてまたやらなければならないというふうに考えているんですが、例えばこういう問題はどうなんですか。事故当日、横須賀海上保安部から山下艦長に出頭を求めた。ところがそれを拒否しているんです。それで、保安部の方としてはやむなく係官を「なだしお」に派遣をして事情聴取している。これは実は事故から七時間もたっているんですね。晩の十一時半ころに派遣されて事情聴取に行っているんです。
この間海上では遭難した方々の捜索のために海上保安庁とか民間の人たちが必死になって捜しているわけでしょう。その間自衛隊は一体何をやっていたんですか。鑑内でもって会議を開いて、そして重要な日誌の改ざんを実はやっていたわけです。そして、いつでも海上保安庁から来られて事情聴取されても何でもないように、そういったあなたの今言った総合的な判断によって、きちっと時刻をどう突っ込まれても大丈夫のように改ざんをして万全の態勢を整えているわけです。多くの命が失われていこうとしているそういう海上で、海上保安部や民間の人たちがそれこそ命がけで必死になって捜索をしているわけでしょう、救難しているわけでしょう。自衛隊はそういうときに鑑内でそんな文書の整理をしている、会議をしてつじつま合わせをするような、そんな余裕なんかないはずですよ。山下艦長というのは本当に血も涙もないそういう人かなと、こんなふうにも私は疑わざるを得ないんです。
防衛庁長官、先ほども読み上げましたように、幹部の方でさえ山下艦長から命じられて航泊日誌を書き直したことについて非常に苦痛に思っているわけです。そういうことが明らかにされている。そういう中で防衛庁長官は、「清書するときに鑑内の記録を総合的に判断して二分間直したもので、意図的にやったものではない、と聞いているので、そう信じている」と。部下の方からそう言われたのでそれを信じているというんですけれども、しかし今までの報道関係を見、今私が言ったようなことを考えて、今でもそんなふうに思いますか。そんなに信じていられますか。どうですか。