山口哲夫の発言 (内閣委員会)

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○山口哲夫君 質的に増強しているのは日本だって同じなんです。例えば航空機に例をとってみますと、一機五億円のF104J、これは退役しましたでしょう。一機五億円のやつが今度は一機九十億ですよ。F15J、これを新規配備する。日本だって物すごい質的な増強しているんです。ソ連も質的な増強をしている、日本も質的な増強をしてい
る。そして、数字の方でアメリカの発表によるソ連の数の方が白書よりも低いということになれば、これはどっちが強いかといったら日本の方が強く書いているのはこれは小学生だってわかりますよね。時間がありませんので、防衛庁長官、この数字の解明については努力をするというふうにおっしゃっていただきましたので、改めてこの数字の違いについてぜひ克明に解明をしていただきたいと思います。
 官房長官にもお願いしておきますけれども、シビリアンコントロールというのは非常に大切なことです。第二次世界大戦の中で軍が間違った報道を随分されました。そして、国民に対して日本は勝っているというような印象を与えて戦争をずっと長く続けてきたわけですね。そういうことから考えたときに、冒頭に申し上げましたように防衛庁の幹部が制服組を指導するのではなくして、少なくともシビリアンコントロールというのは内閣や国会がそういった自衛隊を指揮、指導していかなければならない立場だと思うんです。そういう一番基礎になるデータがまるっきりトップの判断を誤らせるようなものを出したということになれば、これはシビリアンコントロールの精神に反するものである。自衛隊がもしそういうことをやったとすればそれこそ大胆不敵な行為と私たちはとらざるを得ない、そう思います。
 ですから、官房長官におかれましても、防衛庁長官が今お話しになったように数字の解明をされるというわけですから、ぜひそれに対して十分配慮をしていただきたい。その点についてお考えがあったらお聞かせいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 山口哲夫

speaker_id: 29461

日付: 1989-11-16

院: 参議院

会議名: 内閣委員会