佐藤敬夫の発言 (運輸委員会)
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○佐藤(敬夫)委員 だとすれば、例えば審議過程の中においても、第三種空港を満たす条件は何かと審議されますね。それがどうも可能性としてないとすれば、次はコミューター空港でいかがか。それもだめだということになると、今度はヘリポートではいかがか。この三種類の枠組みの中で空港立地の条件というものを決めるのではなくて、私は新しいカテゴリーをつくってもらわなければいかぬと思うのです。それは例えば秋田のようなところで、地元秋田ばかりで済みません。どこでもいいのです。秋田に限って言わせていただければ、そういうところに、例えば空港空白地域というか、要するに出発はあくまでも羽田発大館・能代空港なのでありまして、大館・能代空港発羽田着というのは、始発がそうなるというケースはほとんどないのです。
だとすれば、大型リゾートの中にその空港を設置して、空港空白地に飛行場を大胆に設置したときに、あの紅葉の十和田や神秘なる十和田をぜひ見たい、どうして行かないのと言うと交通が不便だから、交通が便利なら行きますという潜在需要は全国にたくさんあるのです。それだったらそこにそういう資金、十和田へ二十分、田沢湖へ三十分、こういう飛行場ができたよとPRすることによって何百万の人が秋田へ来る可能性がある。
例えば、ヒルトン・ヘッド・アイランドなんというのをアメリカにつくって大型リゾートの基地ができている。そこは最初は本当に何にもないワニしかいないところだったのです。しかし十八のゴルフ場をつくったりなんかしていろいろやってみて、そこで大胆な構想をすればもう毎年何百万人の人が行って、わずか五十人ぐらいしかいなかった村が、二万人の定住圏の町がそこにできているではありませんか。
そういう意味からいったらカテゴリーに、そういう期待があるところは調査空港というような名称でも結構ですから、県サイドの調査費だけではなくて、やはり運輸省が調査空港ランクを幾つか決めていただいて、これは調査に値するぞ、百万円でも五百万でも結構であります。そういうものをつけて、地域住民が、やがてここに空港が本当にできるということは、政治的な動きだけではなくて、本当に運輸省は真剣に考えているのだなというポジションをひとつぜひ、新しい政策の枠組みの中にカテゴリーを一つ加えていただきたい。いかがですか。