馬場昇の発言 (環境委員会)

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○馬場委員 具体的な問題に入ります前に、私が心配しておることが幾つかあると言いました。まだありますが、いま一つは、この後から質問するのですけれども、IPCSのメチル水銀の環境基準の問題について聞いておきたいと思うのです。
 このIPCS、これは私が見る限りメチル水銀の環境基準を、毛髪水銀で従来五〇ppmであったものをより厳しくしようというIPCSの報告書も来ているわけでございます。こういうことに対して、世界の例が書いてあるわけです。これを読んでみて、私の経験から言うと、先ほど質問しました昭和二十七年の三好さんの復命書、それと同じような位置にあるなと思いましたよ。昭和三十二年、このときの内藤水産課技師の復命書、そして事実を書いているわけですから、ああ、これと同じだな。今度のIPCSの報告書にはイラクの例なんかいっぱい書いてある。それが、ちょうどイラクの例なんかが三好報告書、内藤報告書と全く同じような位置づけになるなというぐあいに私は感じて、これに対する取り組み、このIPCSの厳しくしようというのに対してあなた方はどう取り組むか。かつて三好報告書、内藤報告書を握りつぶしたように、このIPCSの報告書を今の環境庁は握りつぶしてしまうのではないか、そういう心配を私はしている。
 そういうことで、これは原則的にIPCSの報告書を握りつぶすようなことはしない、これにはきちんと検討して対策、対応を立てる、そういう格好で大臣おられますか。

発言情報

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発言者: 馬場昇

speaker_id: 10581

日付: 1990-06-05

院: 衆議院

会議名: 環境委員会