小泉純一郎の発言 (税制問題等に関する調査特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○小泉委員 質問に答えてないというか、もう答えるのが嫌なんでしょう。意見が分かれていますが、もう一つよく俗に言われたのが、これまた金持ち優遇、庶民いじめだと言われた物品税の改正で、製造段階では最高税率三〇%、最低税率五%であった、小売段階で最高税率の一五%だった宝石類が三%に下げられた。これが実に金持ち優遇じゃないか、必要品の身につける衣類までゼロが三%になった、こういうのはやはり金持ち優遇の税制だと盛んに言ってきました。
しかし、今確かに金持ちは宝石を買います。しかし、宝石を買っているのは金持ちだけじゃない。いろいろ調べたところによりますと、サラリーマンかなんかでも最近非常に宝石類を買っている。今一番売れ筋は幾らの宝石類かといいますと、婚約指輪にしても結婚指輪にしても、大体二十万、三十万円程度のものが今一番売れているそうです。この二十万、三十万が約五〇%いっている。しかも、最近サラリーマンも豊かになってきましたから、婚約する際には給料の二カ月分とか三カ月分でダイヤモンドの指輪を買う。決して金持ちじゃない。しかも大体婚約指輪なんというのは、一生に買うのは一回か二回でしょう。四回、五回買う人はそんなに多くない。普通の人は一回か二回、多い人では六回、七回買う人もいるかもしれないけれども。
しかし衣類、これは今宝石の二十万、三十万が一番売れ行きがいいといいますけれども、和服で二十万、三十万なんというのは高級と言えませんよ。二百万、三百万の和服なんかざらです。しかも、持てる者ほど和服を何着も買います。これが非課税。しかも和服のみならず洋服も買います。和服も洋服も買う。しかも持っている人に限って、春物を買う、夏物を買う、秋物を買う、冬物を買う、何着も、着道楽というほど買う人もたくさんいるんです。しかし、そういう持てる者が非課税。私はこの方がはるかに不公平だと思うのですが、どうですか。