小川信の発言 (地方行政委員会)
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○小川(信)委員 御三人の参考人の皆様方から大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。感謝申し上げます。
益田の市長さん、三笠の市長さん、それぞれおいででございますけれども、私、山口県の西の方の山口一区というところから出てまいりました小川と申しますが、お二人の市長さんからお話を聞いて、私自身非常に身につまされる思いがしたわけでございます。
益田市は山口線の始点でございまして、終点かもわかりませんけれども、日ごろから非常に交流の深いおつき合いをさせていただいている市でもございますし、山陰線沿線の長門市、萩市、益田市、さらには江津、大田、浜田、こういうふうなところと非常な共通した立地条件があって御苦労をされておること、我がことのように理解できるわけでございます。また、三笠の市長さんから、産炭地として、非常な石炭政策の大幅な変更で、急激な市の、市というよりは地域全体が大きく激変したというようなお話を聞きましたけれども、私自身、山口炭田の中心でございます宇部の出身でございまして、石炭の質が悪いということで早々と閉山が行われて、そして産炭地の振興ということで苦慮をしておる立地だけに、このお話も本当に切実なものというような感じがしたわけでございます。
そういうふうな観点からそれぞれ市長さんに御意見を賜りたいと思うわけでございますが、特に益田の市長さんは、地方行政では非常にベテランでもございますし、自治省御出身で地方の自治の現場も経験され、そして現在市長としてのお役目を持っておられるということで、そういう意味では極めて立派な市政をやっておられると思いますけれども、山陰地方といいますか、言うなれば日本の中小の市の共通的な課題だろうと私は思いますけれども、地方の中小の市の方は、人口がだんだん減少していくというような中で、これという産業立地がない中で地域の活性化のために非常に苦慮されておられるというようなことだろうと思うのです。
益田市は、来年ですか、空港を開設されるということで、山陰地方の一大拠点としての方向づけを示されていると思いますし、また広島の背後地としての農業の振興等々でいろいろと御尽力をされておられるし、また津和野—萩を結ぶ観光の一つの拠点にしようということで、あれは蟠竜湖というのですか、そういうところを中心にしてのリゾート開発ということで御努力をされておられるように聞いておりますし、また拝見もしておるわけですけれども、そういうふうなことを考えてみますと、益田という、人口が約五万の規模の市で将来に向かっての発展を期すことを考えたり、それを実行されている過程の中では、財政的に非常に厳しい環境にあるのではなかろうかというふうに思うわけでございます。
こういうふうなものについて、交付税の問題について、先ほどは全国市長会の副会長という立場でお話を賜ったと思いますけれども、現場の、そして厳しいというか、日本海側の中小の都市、山口でいえば萩とか長門とかいうようなところと同じような環境の中で空港を設置し、広島市場へ向けての地域産業を発展させ、そしてリゾートの開発もしていこう、こういうふうな積極的なお取り組みの中で、財政的な将来方向についての御計画なり、ビジョンといいますか、財政的な面からのお考えを聞かせていただければというふうに思うわけでございます。