小川信の発言 (地方行政委員会)
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○小川(信)委員 それでは続いて三笠の市長さんにお尋ねしたいのですけれども、私も三笠は昭和二十九年、幾春別の桂沢ダムでございますか、あれの建設工事途中、実はあそこの飯場に三日ほど泊まりまして、先ほどお話ございましたアンモナイトの化石をとりに行った思い出がある。当時のことを思い出してみますと、ある程度汚い感じはしましたが、三笠の町は非常に活気のあふれた町だった。これは山口の宇部、小野田と同じように、石炭産業の非常に盛んな時代、産炭地に共通した活気あふれた町を記憶しておったわけでございますが、先ほどお話を伺いますと、極めて厳しい環境に置かれておる。人口、税収入等々の減少、しょせん交付税等々に頼らざるを得ないという市の財政、そういうような中で生活保護世帯もふえるし、高齢化もするし、失業、離職対策というようなもので非常に御尽力をされておられるということについて本当に大変だというふうな感じがしておりますし、市長さんがおっしゃったような交付税によるいろいろな補正、また、単独のいろいろな諸事業による地域の活性化というものが今こそ必要な時期ではなかろうかと思うわけでございます。
私が山口県の産炭地、さらには私のすぐ近くにございます筑豊地域の産炭地の諸事情等を考えてみて、その中から実は市長さんのお考え方を聞かせていただきたいと思っておるのでございますけれども、中小の炭鉱跡地は、炭鉱を閉山した後急速に何らかの新しい開発の方法で用地が処分されてくるわけでございます。大手の会社が持っておる産炭地の閉山後は、市街地の非常に条件のいいようなところに持っておった社有地がそのまま現在も放置されて再利用されていないというのが山口にしても筑豊地域にしても非常に多いわけなんです。そういうような状況の中で、市なり町が独自に地域の開発、都市の再開発計画を立てて進めていこうとしても、大手の会社が持っている社有地、旧炭住跡地とか事務所跡、こういうふうなところでございますけれども、これが市の開発計画の中になかなかのってこられないというようなことで、開発計画が計画どおりに進まなくて市町村長さんが非常に困っておられるというような現状が西日本の炭鉱跡地利用については多いわけでございます。昨年閉山された北炭幌内炭鉱の跡地も今からの地域の活性化のためにこれを再利用、再開発をしていかなければならないというような状況が必ずあるだろうと思います。また、そういうお気持ちがあるだろう。そのときに、市として先買いをして留保してでもこれを計画の中にのせていきたいというようなお気持ちがあるだろうと思いますが、そういうような状況について、企業側の対応に対するお気持ち、さらには先買いをしてでも確保しておきたいというお気持ち、それに対する財源はどういうふうなところに求めたいか、この辺について率直なお気持ちを聞かせていただければ、こういうふうに思うわけでございます。