海部俊樹の発言 (予算委員会)
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○海部内閣総理大臣 選挙の結果についてのお尋ねでございますが、まず最初に、極めて厳しい状況の中で迎えた選挙でございましたけれども、自由民主党は、内外の山積するいろいろな諸問題について新しい時代を築くための選挙であると位置づけまして、対外的には、今東西の対立が終わりを告げて、世界が平和共存に向かって流れていこう、そしてその中で日本の果たすべき役割は、今までいろいろと我々が行ってきた自由民主主義と市場経済、東欧諸国で顕著に起こりました社会主義的統制経済の失敗、こういったものを踏まえて、新しい枠組みづくりが始まっていく世界に日本も積極的に貢献していかなければならないし、これまでの経済力とか蓄積した技術力とか経験とか、そういったものを生かして協力をしていきたいという、新しい世界の枠組みづくりに積極的に参加したいという対外政策を掲げたことと、それから国内的には、やはり公正で心豊かな社会というものを目指して、特に高齢化時代、国民生活を守るための物価の問題、土地問題に対する対応、そういったようなことについて具体的な政策をひたむきに掲げたこと、さらには、リクルート事件の反省に立って政治改革も徹底して行っていきたい、これらの十の問題点を全国で我が党のすべての候補者がこれを厳しく受けとめて、そして地をはぅような努力をして国民の皆さんに説得工作を続けた選挙戦の結果であったと、二百八十六という議席でこの国会に臨むことができましたのは、有権者の皆さんに心からお礼を申し上げたいような感謝の気持ちでいっぱいでございますが、この結果を謙虚に受けとめて、より一層政策努力を続けていかなければならない、このように受けとめております。