深谷隆司の発言 (予算委員会)
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○深谷国務大臣 ただいま科学技術庁長官から既にお答えいたしておりますから簡単につけ加えさせていただきますと、要するにアメリカ側は、外国衛星を調達するに当たって日本側市場を開放せよ、こう言っているわけです。ただその場合に、技術開発の部分だけは別に考えてもいいという配慮なのです。それに対して日本側の方は、技術開発ということはこれからの宇宙開発を考えますと非常に大事ですから、その技術基盤をつくるためには実験と研究を重ねなければならない、しかし実験と開発というものと実用というものは二次的には一体化するものでございますから、そこの区別がなかなか外国、アメリカには理解できない、我が方は相乗りでいこうという考え方でおりますから。
例えば通信衛星の四号を例にとりますと、世界で初めての移動体衛星通信装置を搭載しているわけです。これは研究開発の要素はまことに大きいわけですが、これが成功いたしますとNTTが実用にも使う、相乗りなんですね。要は、技術開発の要素がどれだけウエートを置いているかということで我々としては判断したい、しかし向こうは実用化された部分は開放しなければいかぬ、ここに大きな違いがあるようでございます。
ただいまもお話がありましたように、専門家会合で鋭意調整をいたしておりまして、日本側も新たな提案を含めて積極的な協調を図ろうと努力しておりますので、いずれ理解されるものと考えております。一層日米関係を良好にするためにも努力をしなければならぬと思っております。