馬場昇の発言 (予算委員会第五分科会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○馬場分科員 私は、メチル水銀の環境基準についてお伺いいたしたいと思います。
大臣も御承知と思いますが、我が国のメチル水銀の環境基準は、昭和五十一年WHOが示した環境基準、それをそのまま踏襲いたしまして五〇ppmになっているわけでございます。ところが、それは十年前ですから、だんだん各国の研究で五〇ppm毛髪水銀量、それ以下で神経症状を起こした例があるという研究成果が出ましたものですから、WHOとUNEPとILO、それでIPCSという国際化学物質安全計画が、これはやはり改定しなければいかぬ、もう少し五〇ppm以下で厳しくしなければいかぬ、そういうような方向で実は一昨年、一九八八年五月に厳しくする方向でIPCSの第一次草案というのを各国に送ったわけでございます。
これが第一次草案の原文でございますけれども、これを送ったわけでございます。これを我が国の環境庁が見まして、厳しくするのは困るのではないかというような方向で研究をやるんじゃないか、対応をとるんではないかということが伝わりましたものですから、私は、今衆議院の副議長をしております村山さんと一緒に、当時の青木環境庁長官に党を代表して話し合いに行ったのです。ところが青木さんは、こういうぐあいに、私に答えました。IPCSの結論が出たら、今は五〇ppmですけれども、それが一〇ppmであろうと二〇ppmであろうと、それに従う、それが環境庁の使命である、こういうことを言明されたわけでございまして、そのことは当時の新聞に大きく載っているわけでございます。
そういう話がされたわけでございますが、北川長官は、この青木長官の言明を踏襲されて環境行政をやられますか。