山口哲夫の発言 (内閣委員会)

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○山口哲夫君 質問するのでという通告しておりますので用意しているかと思ったけれども、今配付しているのは我が国の防衛白書とそれからアメリカの国防総省が発行した「ソ連の軍事力」、それからミリタリー・バランス等のソ連の軍事力との数字の違いが鮮明に出ているわけでありますけれども、その中で防衛白書のソ連の水上艦、潜水艦の隻数の基準は何かという、そういう質問に対しまして防衛庁は、戦力として評価し得るものを挙げた、こういうふうにおっしゃっているわけです、これは当時の議事録でございますけれども。一定の基準に基づいてやっているというんですけれども、その基準というものはどういうものなのですかという私の質問に対して、小野寺参事官ですか、「白書の方は一定の基準でやっているつもりでございます。我々としては戦力として評価し得るものをその軍事力の構成要素として、そういう基準に基づいて見ているわけでございます。」、戦力として評価し得るものを挙げたんだ、こんなふうに言っているわけです。
 ところが、六月六日の参議院の予算委員会において、我が党の矢田部議員の質問に対して、ソ連太平洋艦隊の潜水艦及び主要水上艦艇について隻
数を明らかにしてもらいたいということに対して、潜水艦は百四十隻である、そのうち艦齢二十五年以上と思われるものは八十隻、約五割でございます、こういうふうに答弁しているわけです。それから、主要水上艦艇は百隻のうち二十五年以上と思われるものは四十隻です、約四割ですと。というのは老朽艦ですね。もう戦争には役に立たない。そういうものが潜水艦では約五割、水上艦では四割を占めている、こう言っている。
 ところが、私の質問に対しては、戦力として評価し得るものなんだというふうに言っているんです。そうすると、全然違うんじゃないでしょうか。私の方の質問では戦力として評価し得るものだと。例えば潜水艦百四十隻、これは戦力として評価し得るものなんだと。ところが、こっちの方に出してきた潜水艦は、五割は二十五年以上なんだ、老朽艦だ、耐用年数が来ているのだ、こういうことなんです。これは戦力に耐え得るものじゃない。戦力に耐え得るものは防衛庁の考え方からいくと半分の七十隻だと。この数字の違い、考え方の違いを説明してください。

発言情報

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発言者: 山口哲夫

speaker_id: 29461

日付: 1990-06-12

院: 参議院

会議名: 内閣委員会