大野明の発言 (国際連合平和協力に関する特別委員会)

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○大野国務大臣 ただいま局長から答弁いたしましたように、当時一坪運動というものが反対運動の一環として行われたことは事実でありまして、まことに遺憾でございます。しかし現在では、地元の千葉県あるいはまたその隣接の市、町等が一丸となりまして成田空港問題を中心とした地元連絡協議会をつくり、一日も早い解決を求めるべく今月一日から発足したところでございます。いずれにしても、地元の方々を初め農民の方々、そしてまた地方自治体、政府、そしてまた空港公団等が一体となって一日も早い解決をしたいと考えておるところでございますし、私も、地元から呼びかけがあれば出ていって、過去に思いをはせながら、ひとつ一日も早く日本が国際社会において恥ずかしくない空港建設に向かいたい。
 と申しますことは、私は大臣になりましてから数多くの国々の運輸大臣等々とも話をいたしますけれども、そのときに、日本は経済大国でありながら空港ということになると、非常にお粗末だとはまさか外交官ですから、また政治家ですから言い回しはそうは言いませんが、端的に言うとそういうことを言われることが大変に多いということは、日本との経済交流あるいは人的な交流を世界は大変求めておるんだなということを痛感いたし、内心非常に恥ずかしい思いをいたしておるところでございまして、私はやはりそこで、政治というもの、社会というものが、現在今日というのは点でございますが、将来を見詰めることが政治家として、政党として一番大切なことだということをむしろ教えられたような気持ちでございまして、点の論議も大切ですけれども、将来いわゆる洞察力というか先見のない政党であっては政権をとるといってもとれないでしょうし、政治家としても大成しないのではないかなということを教えられた思いの成田問題でございます。

発言情報

speech_id: 111904310X01019901107_015

発言者: 大野明

speaker_id: 32651

日付: 1990-11-07

院: 衆議院

会議名: 国際連合平和協力に関する特別委員会