橋本龍太郎の発言 (本会議)
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○国務大臣(橋本龍太郎君) 総理から御答弁になりました消費税につきまして、私から重複を避けて御答弁を申し上げます。
まず、御指摘になりました益税とおっしゃいますのは、簡易課税制度などの中小事業者向けの特例措置の通用を受ける事業者が、消費税導入に伴いまして三%を転嫁いたしました場合、これらの制度なかりし場合納付すべき税額と実際の納税額との差額というものを指し、その実績が幾らかと、そういう御趣旨であろうかと思います。
しかし、これは現実にはこれらの制度の対象となります事業者のすべてが三%を転嫁しておられるわけではないことなどの事情から、その額を知ることができないという点については御理解をいただきたいと思います。
また、所得に対する税負担の割合が逆進的であるという点につきましては、これまでもしばしば申し上げてまいりましたように、消費税に限らず、消費に負担を求めます間接税に共通する性格でありまして、この問題は、一つの税目のみを取り上げて論議をすべきではなく、所得税をも含めました税制全体、さらには社会保障制度など歳出面も含めた財政全体で判断すべきものである、そのように考えております。
なお、消費税の税率につきましては、法律で定められているものでありますから、国会こそが税率引き上げにつきまして最大の歯どめとして機能するものでありますし、また、現内閣として消費税の税率引き上げを行う考えのないことは、総理御自身からも何回も御答弁を申し上げておるところであります。(拍手)
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