五十嵐清の発言 (社会労働委員会)
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○五十嵐参考人 お答え申し上げます。
特に、現在出ております公的負担の拡大等についてでありますが、私ども考えますには、今政府提案をされておる介護に着目しての老人保健施設の拡充、いわゆる特例許可老人病院を対象にして考えておられるわけでありますが、もし仮に政府案を補強するということになりましたら、この老人保健施設の拡充という問題が一つ出てくるのだろうと私は思います。平成二年度で三百八十二施設、三万六百床という数字をいただいておりますが、これをもっと、ゴールドプランとの関係もございますが、それを前倒ししていったらどうなのだろうか。今後ますます高齢化社会が成熟をしていきますと、老人保健施設平成十一年度で二十八万床というゴールドプランの計画がありますが、これもいずれ見直されなければならないのではないかという認識を私は持っているわけであります。
それからまた、特例許可老人病院の中で、特に入院医療管理承認病棟の増床の問題も出てくるのではないかと思います。現在まだこれが少ないという点では、いわゆる定額払い制をもっとふやしていけば、このベッド数がふえてくるという点で、政府案の補強としてはこの二点が考えられるのではないかと思います。
さらに、私ども修正として求めておりますのは、老人訪問看護制度創設に伴う公費負担の拡充の問題があろうかと思います。また一般病院における老人入院費の公費負担の拡充という点も出てくるだろう。さらに精神病棟におきます痴呆性老人の入院費の公費負担の拡充の問題もあるのではないか。またデイケアに対する公費負担の拡充はどうなるんだろうか。さらに、老人訪問看護制度の創設に伴って問題になってこようかと思われますが、いずれ在宅医療という問題も新たな制度として考えざるを得なくなる。そういう点におきます公費負担の導入というものがあるんではないかというふうに思っておりますので、ぜひこれらの点についても御検討の上、公費負担五割に到達いたしますように施策を御検討いただきたいというふうに思っているところであります。
以上であります。