吹田愰の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○吹田国務大臣 選挙制度審議会の答申というものからいたしますと、私どもは今の定数是正の問題あるいは配分の問題というものを考えてまいりますと、少なくとも高裁判決等を考え、いろいろな面からの配慮をして答申が一対二という割合の方法が適当であろうというふうに出ておりますし、それを踏まえてまいりますと、今の中選挙区においての区域の問題あるいは定数の問題等も半数程度を、あるいはそれ以上を修正しなければならないというようなことにもなってまいりますから、そういったことから考えますと、せっかくの昭和六十一年の五月に衆議院で決定されておりますこの決議につきまして、少なくとも中選挙区で定数是正という問題で抜本的にやろうではないかということが決められておりますが、それが今日もまだそのままになっておりますけれども、この中選挙区の制度でやるとしますと、今申しましたようにほとんどの、半分の関係区域を手を入れなきゃならぬ、こういうことになってまいります。そういったことを考えますと、この際思い切って、やはりせっかくの審議会から答申されました案を取り入れて抜本的にここで切りかえていくということの方が適当ではないかというふうに考えておるわけでありますし、そんなことを考えていくと、非常に時間がかかってまたできなくなるんではないかというようなことの御心配の御意見でありますが、私はこれに対しまして、ぜひともひとつ各党各会派におきまして真剣にこの問題に取り組んでいただき、御協議を願いたい。それで一日も早く提案ができるような形をつくっていただきたい、こう思っておるわけであります。
さらに、解散権の問題にお触れになりましたが、これはさきに総理からも御答弁もありましたが、これは内閣に与えられました重要な権能でありまして、いかなる場合でも衆議院の解散ということにつきましては内閣の政治責任で決することでありまして、このこととその今の改正にかかわる日時を要するということから来る諸問題は、おのずと別途であるというふうに考えなきゃならぬと思っております。
いずれにしましても、議員の御意見どおりこの問題は非常に難しいということにつきましては、私もよく承知しておりますが、それだけに私も各党各会派をお訪ねをして、いろいろの御意見も伺いながらこの問題をまとめていきたいものである、このように考えておるわけであります。