小野沢知之の発言 (予算委員会第七分科会)

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○小野沢政府委員 御事情、お立場、非常によくわかるわけですが、残念なことですが厳しい財政状況下にございまして、過去十年間でも集配郵便局は全国で十七カ所しか設置できてないという状況でございまして、そういう意味で、お気持ちはわかりますが、呼び水的に集配郵便局を設置するという余裕が私どもの郵便事業としてございませんが、その辺のことをちょっと御説明させていただきます。
 集配郵便局の設置につきましては、先ほど申し上げましたように人口、面積、業務量等によって決定しておりまして、これまでの設置例を見てみますと、特に発展が著しい地域に所在して当該地域を受け持つ集配郵便局の新築、増築による局舎の改善では、将来にわたって安定した郵便業務運行の確保を中心とする郵政事業の円滑な推進が困難な場合に事実上限定されて実施してきたというのが状況でございます。このように集配郵便局の設置は限られた予算の範囲内で地域の発展に伴う業務量の増加に対処するために行っておりまして、都市としての発展が停滞している現況にある地域に設置することは極めて困難という状況でございます。
 なお、神奈川県の綾瀬市の集配事務等につきましては、昭和四十二年の藤沢北郵便局の設置以来同局の受け持ちとなっておりますが、その後、同局の局舎が狭隘となったことから、二年半前の平成元年八月に藤沢市の下土棚から同市高倉へ移転新築しまして、今後の両市の発展に対応する局舎を整備したわけでございまして、現在、業務運行は支障なく円滑に運営されているように聞いてございます。このように、今後の発展を見込んで藤沢北郵便局を新築したばかりでございますし、業務運行も円滑に推進されておりますので、綾瀬市に新たに集配郵便局を設置することは困難であり、目下のところその建設計画はございません。しかしながら、ただいま先生からニュータウンの計画があるというお話もございましたけれども、今後状況が変化いたしまして綾瀬市それから藤沢市の人口が急増し、またそれに伴って取り扱い業務量も増加するといったことによって藤沢北郵便局の局舎がさらに狭隘となり、業務運行にも支障が生じてくるということになった場合には、綾瀬市への集配郵便局の設置を含めて郵便局舎施設全体の整備についても検討することにはなろうかと考えておりますが、現在の状況ではお答え申し上げる限界はそういうことでございます。

発言情報

speech_id: 112005271X00219910312_005

発言者: 小野沢知之

speaker_id: 32466

日付: 1991-03-12

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第七分科会