前田正の発言 (予算委員会第七分科会)
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○前田(正)分科員 昨年、道路交通法の一部を改正する法律案及び自動車の保管場所の確保等に関する法律の一部を改正する法律案に対する衆議院の附帯決議においても、駐車場に対する施策の充実を早急に図ることが決議されたところでございます。
公営駐車場が大都市には余りにも少な過ぎる。今年の予算の中で、私どものおります大阪市にも二カ所ほど、道路の地下の部分に約二百五十台程度の駐車場をつくるということに決まったようでありますけれども、全体的なことから考えまして二百五十台という数字は、もちろんないよりもあった方がいいというのは当然でございますけれども、とても二百五十台の数字ではどうしようもないというのが現状であろうと思いますし、また地下というのは、私も専門家ではありませんけれども、道路の下にそういう地下の駐車場をこしらえるということはコスト的にも非常に高くかかる、そんな感じがいたします。何か話を聞きましたら、一台の車を駐車するのに大体地下でありましたら数百万か一千万ぐらいのコスト高ということになるような感じがするわけであります。
しかし、都市においての空間というものが非常に限られておるわけでございまして、そういうところの部分も使わなければならぬということはよくわかるわけでございます。しかし、私が考えますところ、大都会には大変緑の多い公園というものが必ず何カ所かあるわけでございます。この公園の公共空間というものを利用されて公園を二階建てで二階へ上げて、下をピロティー方式にして下に駐車場をつくる、上は公園にしてそのまま地域の公園としてお使いになるということになりますと、そういう点では、地下に駐車場をこしらえることよりも、手軽な公園を利用して駐車場をこしらえる方が、より単価的に、コスト的に非常に安くなるような感じが私はいたしますので、こんなこともあわせて御検討もいただきたいと思います。
またもう一方、公共的駐車場もさることながら、民活を利用しなければならぬというふうに思っておりますし、例えば固定資産税を安くするとか税制面で考えてあげるとか、あるいはまた駐車場の建設資金等々につきましては十年間無償でそういう設備に対してはお貸しするというふうな思い切った施策をしなければならぬと私は思うわけであります。その辺の建設省の取り組みの現状について、一遍ひとつお聞かせをいただきたいというふうに思うところであります。