対馬孝且の発言 (社会労働委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○対馬孝且君 ただ、先ほどの受忍者というものの基本の考え方に政府、厚生省は今なお態度が改まっていない、言葉では戦争の犠牲、原爆の被爆者に対する非人道的なものには理解すると、言葉で言っているだけであって、言葉がそうであれば制度をきちっと変える、これが本当の被爆者に対する政府の誠意ある態度だ、こう思いますけれども、時間もありませんから改めて抜本的な改正を強く求めておきます。
 次に、私はシベリアの抑留者、死亡者数の問題を含め、このたびのゴルバチョフ大統領の訪日を機にいたしまして、抑留者対策あるいは墓参の問題等を中心にしてお伺いをいたしたい、こう思います。
 まず最初に、抑留者、死亡者の数の現状についてどうなっているかということをお伺いします。御存じのように一九四五年八月九日にソ連が対日参戦をして日本降伏後、多数の日本兵あるいは一般邦人をシベリア、モンゴル各地に抑留をしたわけであります。シベリアの収容施設の大部分が粗悪で、医薬品等はもちろんのこと、十分な食糧、また防寒装備もなく、零下三十余度の酷寒の中で炭鉱、鉄道建設、森林伐採、道路建設等の重労働が強制されたことは御案内のとおりであります。多くの方々が無念の死を遂げたこともまさに我々は残念でなりません。
 ところで、シベリア抑留者及び死亡者について厚生省がこれまで調べた結果、抑留者は私が大体把握しておるところによりますと、五十七万五千人のうち約五万五千人が死亡したとなっております。この数字は果たして正確なものなのかどうか、またどのように数を計算したのか、確たる数字を確認しておきたいと思います。いかがですか、この点。

発言情報

speech_id: 112014410X00919910423_012

発言者: 対馬孝且

speaker_id: 11398

日付: 1991-04-23

院: 参議院

会議名: 社会労働委員会