山口哲夫の発言 (内閣委員会)
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○山口哲夫君 財政論議だけやっていたら大変なんですが、ちょっと長官のお答えは私はおかしいと思います。
それから、もう一つおかしいのがある。人事院勧告が確定しない前に当初予算に計上するのはおかしい、こうおっしゃっていますね。言っていますよ。人事院勧告がまだ決まってもいないのにその一部を当初予算に人件費として組むのは変じゃないかということをちゃんとおっしゃっている。それはちょっと間違いだと思うんです。なぜならば、人事院の勧告の率というのはその年の経済見通しによって大体わかってくるんです。経済見通しというのは前の年に出しますね。たしか二、三日後に来年の経済見通しを出すんじゃないですか。三・七%くらいだろうと言われている。
ずっと人事院勧告と比較してみたんです。当初の経済見通しを昭和六十一年から見ますと、四%のときに人事院勧告は二・三一%やっている。六十二年度は、三・五%の見通しのときに、ちょっと減ったので人勧が一・四七%。それから六十三年は、三・八%の見通しに対して今度は上がって二・三五%。それから元年は、四%の経済見通しに対して三・一一%の人勧。平成二年は、四%の見通しに対して三・六七になった。来年の経済見通しはこの程度だなということがわかれば人事院勧告というのは大体のところはわかるわけです。そんなに正確なところはわからないですよ、いろいろな要素が入りますから。しかし、今までの経過をずっとたどってみるとある程度わかることになっているんです。
ですから、そういうことから考えたら来年だって三・七%、ことしより経済見通しはちょっと低いわけですが、恐らく人事院勧告は、まあ余り数字を言うのは何かと思うんですけれども、この数字からいけば三%以上は出るんではないかなというふうに見込みができるわけです。どうですか、そういう中でどうして組めないんですか。