下条進一郎の発言 (本会議)
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○国務大臣(下条進一郎君) 沓脱議員にお答え申し上げます。
御質問は二点でございます。
第一点は、国民健康保険の国の補助率を四五%に戻すとともに、黒字自治体に対し保険料の引き下げを指導すべきではないか、こういう御趣旨でございます。
国民健康保険制度については、給付費の五〇%という高額の国庫補助を行っているほか、昭和六十一年の老人保健制度の改正や、保険基盤安定制度の確立、国庫補助の増額等を内容とする昨年六月の国民健康保険法の改正等、一連の制度改正を実施し、財政の安定化を図ってきたところであり、国庫補助率を医療費の四五%に戻すことは考えておりません。また、国保の保険料については、医療費の増加傾向が続く中で中長期的な観点に立った財政運営が不可欠であることから、黒字であるということをもって直ちに保険料を引き下げるよう市町村を指導する考えはございません。
第二点は、看護婦の増員対策でございます。
国民に適切な医療を提供していくためには、資質の高い看護職員を十分確保していくことが重要であります。看護職員確保対策については、現在看護職員の不足が大きな問題となっていることを踏まえ、平成三年度予算案において、養成施設への助成の強化、離職の防止、潜在看護職員の再就業の促進、看護に対する理解を深めるための「看護の日」の制定等を柱に、一般会計ベースで約三八%の大幅増を図ったところであります。今後とも、長期的視点に立って看護職員の確保対策に努力してまいります。
以上でございます。(拍手)
〔国務大臣小里貞利君登壇、拍手〕