愛知和男の発言 (本会議)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(愛知和男君) 沓脱議員から御質問のございました窒素酸化物対策、公害健康被害補償制度の問題についてお答えをいたします。
現行の二酸化窒素の環境基準は、昭和五十三年に、その時点までの最新の科学的知見を検討、評価した中央公害対策審議会の答申に基づき改定されたものであり、国民の健康を保護する上で適切なものと考えております。その後の調査研究においても基準を改定すべきとする知見は得られておらず、現行の基準を改定する必要はないと考えております。
また、御指摘の公害健康被害補償制度の地域指定につきましては、現在の大気汚染の状況は、個人に対して民事責任を踏まえた補償を制度的に行う合理性が失われているとの判断から、指定地域の解除が行われた昭和六十三年当時の状況と基本的には変わりがございませんので、指定地域の再指定や拡大の検討を行う必要があるとは考えておりません。
もとより、環境庁としましては、大都市地域における窒素酸化物汚染の現状は、道路沿道を中心に非常に厳しいと認識しておりまして、御指摘の自動車排出ガス規制について、平成元年十二月の中央公害対策審議会答申に沿って、ディーゼル車を中心とした大幅な規制強化をできるだけ早期に実施するなど、各般の施策の推進を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。(拍手)