谷野作太郎の発言 (外務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○谷野政府委員 私の方からお答えさせていただきます。
まず、今回のこのブッシュ大統領の提案に対しまして北朝鮮がどのような反応を示したかということをお話ししたいと思いますが、北朝鮮はこれに対しまして声明を出しまして、基本的に今回のブッシュ大統領の提案在歓迎するということを言っております。そして、かくなる上は当然韓国においても米国の核兵器撤収の措置がとられなければならない、またそういうふうに期待するということを述べておりまして、韓国から核兵器が撤収されるならば、北朝鮮のただいま先生お話しになりました保障措置協定締結の道も開かれるであろうということを申しております。
他方、北朝鮮の要人、すなわち党の書記の方ですが、この人は、米国による韓国からの核兵器の撤収とともに北朝鮮に対する核兵器不使用の保障というものを米朝間、米国と北朝鮮の間で話し合いたいということも言っておりまして、今後このブッシュ大統領の提案を受けて北朝鮮がどういうふうに具体的にこの施策を展開していくか、今ちょっと不透明なところがあるのが気になります。
いずれにいたしましても、ただいま先生お説のとおりでございまして、今まで北朝鮮はいろいろな条件をつけてこの保障措置協定の締結を拒否しておるわけでございますけれども、この協定の締結自体はNPTに加盟したなれば当然発する義務でございまして、それに対していろいろな別の条件をつけること自体非常に不当だと考えます。
これから十一月にまた第五回の日朝交渉を行いますが、そういった場におきまして引き続きこの協定の早期かつ無条件の締結、そして核査察の完全履行を強く北朝鮮側に求めていきたい、このように考えております。
〔委員長退席、園田委員長代理着席〕