北川石松の発言 (決算委員会)
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○北川(石)委員 文化財という外務大臣のお言葉の中で、積極的にこれには援助の形をもってその国の文化を高めるということにも努力をしていただきたい、こう思っております。
いま一つは、ゴルバチョフ大統領が日本にお越しになって、その節に総理に私はこれは唯一の機会ですよ、佐藤元総理が沖縄の返還なくして日本の平和はない、世界の平和はないと言って沖縄を返還せしめていただいた、このことを踏まえて北方四島の返還なくして日ソの平和はない、ソ連に対する経済援助もできない、これぐらい強いことを言ってほしいということを申し上げたのを今思い出すのですが、なぜあのときにゴルバチョフさんが何の形もできなかったかということに思いをいたしましたら、それは敗戦後から今日までのプロセスというか、そういう形を見るときに、やはりアメリカの力というかアメリカの動きというかアメリカの形づけというものを事前に怠っておったんじゃないかと言わざるを得ないんじゃないか。
外交というものは非常に難しいものでありますから、今や日本の外交というものは外務大臣だけじゃない、あるいは通産大臣が、あるいは大蔵大臣が、G7とかいろいろありますし、あるいは農林大臣が米の問題でウルグアイヘ、あるいは環境庁長官が、科学技術庁長官が、世界の国々との話し合いというものが必要でありますから、そういう点について、私は、外務省のこれからの任務の重さの中にあって、いろいろの各省の協調というものと理解と、その上に立って外交姿勢というものをやっていかなくちゃいかぬのじゃないかと思います。そういうアメリカに対する対処はどの程度に行われたかということをお聞きしたいと思います。