田渕節也の発言 (証券及び金融問題に関する特別委員会)

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○田渕証人 お答えいたします。
 ただいまの津島先生からの最初のお言葉でございますが、この一連の不祥事は、不公正であり、一般投資家をないがしろにしている、証券市場の健全な発展に水をかけたと、世界に対する責任はどう考えるんだと、国民の憤りに対してどう対処するんだというお言葉に関しまして、私は四十数年間証券人を相勤めておりまして、本当にそういう御叱責を今受けるということは、片方では残念で残念で仕方がないと思うと同時に、片方ではこの責任は自分にあると、だれにも責任は転嫁できないという気持ちも大半でございます。本当に全国の投資家の皆様に対しまして申しわけございませんでした、謝る言葉だけしかない始末でございます。
 東急の事実関係、大体におきまして私も報告を受けてきたつもりでございます。東急の、東急電鉄の、まあ今お問い合わせの日にちに関しましてでございますが、私が聞いたところによりますと、野村証券の株式部におきましては、一つの銘柄が月間通じて三〇%のマーケットシェアは超えてはいけないということだけはいつも厳格に守ったようでございます。ただ、一月を通してということばかりが頭にあったせいか、もちろん毎日毎日もそういうふうに努めたとは思いますけれども、東急電鉄に関しましては、十月の十九日からたしか四日間と、それから二十九日でございますか、締めて五日の間は、その日にちだけを見ますと三〇%を超えていたという報告を聞いております。
 百カ店以上が店内の商いの五〇%ということを、実は正確に報告を受けてきておりませんので、その正確度をここで私申し上げるわけにいきませんが、まあ東急の十月十九日から三十日間のそういう今私が申し上げたようなことから類推いたしますと、あるいは過半数の店が店内シェアが五〇%以上になっていたんじゃなかろうかと類推をいたします。
 本店営業部に関しましては、これは聞いてまいりました。本店営業部は東急を、まあ全店いいますか、全店じゃなくて、うちのまあ目立った地域が幾つかあるわけですが、その目立った地域に比べたら、本店営業部は東急は余り取り扱っておりません。たまたま最初の二、三日東急を大きく取り扱ったというふうに私聞いております。そこから後ももちろん取り扱っていたと思うんでございますが、いわゆる非常に大きくということはないと聞いております。
 最初九〇%というような数字も私聞いたわけですが、何でそんなことになっているんだと言ったら、まあそのころ本店営業部は、何といいますか株式営業が全般的に低調で、まあ出来高そのものが営業部として非常に少なかったと、非常に少ない中で、それじゃひとつ東急がおもしろそうだから東急をやってみるかというようなことで、東急にその日あるいはその次の日に集中したようでございます。
 以上、報告を受けております。

発言情報

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発言者: 田渕節也

speaker_id: 32952

日付: 1991-08-29

院: 衆議院

会議名: 証券及び金融問題に関する特別委員会