巽外夫の発言 (証券及び金融問題に関する特別委員会)
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○巽参考人 ただいまの先生の御批判、非常に厳粛に重く受けとめております。出資法違反事件の原因につきましては、当行の収益偏重の体質にあるのではないかという御質問であったかと存じますが、私も、出資法違反事件の公判におきまして、元当行支店長から、支店業績を上げるために融資仲介をしてしまったという発言があったと聞いております。
振り返ってみますと、ここ何年かの間に、業務環境が大きく変化してきたとは申しましても、業務運営の中に一部行き過ぎた面がありましたことは事実でございます。信用と公共性という金融の原点に立ち返り、深く反省いたしまして、改めるべきものは徹底的に改めていくということが必要と判断いたしまして、昨年十月以降いろいろと改善策を講じてまいりました。
具体的には、次のとおり組織、体制等業務運営全般につきまして見直しを行っております。
第一に、業務運営姿勢の見直しでございます。銀行業務の基本に立ち返りますとともに、私生活も含めました高い倫理観と整々たる業務運営姿勢を貫くよう改めて徹底をいたしました。
第二には、審査体制の強化でございます。審査部門と業務推進部門とを分離いたしますとともに、陣容の拡充を図りました。審査担当役員につきましても、複数役員によります相互チェック体制の導入、業務担当役員との重複の排除等の見直しを実施いたしました。
第三は、組織の改定でございます。審査部門以外についても、本部制の廃止を含みます大幅な組織改定を実施し、本店と支店、支店各部間の意思疎通の円滑化とチェック・アンド・バランスの強化を図りました。
最後に、その他の対応といたしまして、役員の担当を大幅に見直しを実施いたしまして、さらに支店及び職員の指導研修体制を強化いたしますとともに、支店業績評価の見直し、支店長の人事評価の見直し等を実施いたしました。