中山太郎の発言 (本会議)
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○国務大臣(中山太郎君) 浜本議員にお答えを申し上げます。
私が先般のASEAN拡大外相会議で示しました考えは、アジア、太平洋地域の友好国の間でお互いの安心感を高めるための政治対話を行っていこうという考えてあります。すなわち、我が国が今後この地域で大きな政治的役割を果たしていく上で、この地域の国々の中に、経済大国となった日本がやがて軍事大国化するのではないかといったような不安が一部に存在していることは事実であります。そのような域内国の不安や懸念の声に率直に耳を傾け、また日本の考え方を率直に説明する機会を常に持つことは、我が国にとっても、また域内諸国にとっても重要なことでございまして、ASEAN拡大外相会議のもとに高級事務レベル協議を持ち、そのような場で政治対話を行っていくというようなことが有意義であり、時宜を得たものと考えておるわけであります。
私がASEAN拡大外相会議の場で述べましたのは、このような友好国間で安心感を高めるための政治対話の場の話でありますが、一方、この地域の真の平和と安定のために、日ソ間での北方領土問題、朝鮮半島の緊張、カンボジア問題等、政治的対立、紛争を解決していくことが不可欠でありまして、現在行われております関係国の懸命の努力が一日も早く実ることを心から期待するものであります。我が国といたしましても引き続き、この紛争解決努力を含む政治、経済等幅広い分野において積極的に役割を果たしていく所存でございます。(拍手)
〔国務大臣下条進一郎君登壇、拍手〕