中山正暉の発言 (予算委員会)
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○中山(正)委員 先ほども申しましたように、まだ補正予算の提出も何もありませんので、余り立ち入った財政論議はかえって余りいい結果を生まないのではないかと思いますが、ひとつ財政当局、懸命に対応をしていただきたい。特に手当てをするのに、今累積赤字百六十八兆ということで、民間は金を持っているけれども政府は大きな借金で苦しんでいるということでございます。またこれに赤字公債というようなものを出すようなことになったら大変でございますが、そのこれからの財政政策にひとつ万遺漏なきを期していただきたい、かようにお願いをしておきたいと思います。
時間の関係がございますので、先に財政問題をやってそれから外交問題と思っておりましたのですが、逆になってしまったのでございますが、そこで今度は、大事なことはソビエトの問題、あと三十分しかございませんので、ちょっとソビエトの日ソ交渉の問題についてお話をしておきたいと思うのでございます。
一番疑問に思っておりますことは、私ども今、日ソ交渉の中で、ソビエトと戦争をしたはずなのになぜロシアと条約を結ぶ交渉をするのか、これが大変大きな疑問でございます。この間もソ連のチジョフ大使とちょっと席を同じくすることがありましたので、日露戦争というのは明治三十八年にやって四十年に済んでおりますが、我々はソ連と戦争をした覚えはありますがロシアと戦争をした覚えはありません、どうでしょうかと言ったら、それは問題ですねというお話がございました。どういうふうにお考えでございましょうか。外務大臣、お願いします。