宮澤喜一の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(宮澤喜一君) 私自身過去に不行き届きがございまして、昭和六十三年に大蔵大臣を辞任いたしたのでございますが、このような誤りは二度と繰り返してはならない、一生をかけまして心を戒めておるところでございます。その後に衆議院の選挙がございまして、私としては選挙民からは二度とこういうことを繰り返さないように、もう一度心を改めて一生懸命やれ、そういう信任を受けた、激励を受けたものと考えておるのでございますが、私どもの先輩、同僚の中にも同様の経験をされた方がおられまして、そういう方々も私と同じような心境におられることを私自身承知いたしております。
したがいまして、そういう有能な先輩、同僚の皆さんが選挙民からそのような戒めと激励を受けて国政にもう一度参加をしておられます以上、そういう方々の力量、経験は十分に国のために発揮していただくことが大事なことであろう、このように考えまして、中曽根元首相にもそういうお願いを申し上げましたし、また党の人事、内閣の大事につきましてもそのような考えを持ちまして適材適所の配置をお願いいたしておるところでございます。これは、決して過去のことを忘れていいというような軽々しい気持ちでございませんことは、どうぞお認めをお願いいたしたいと思います。(「よし」と呼ぶ者あり)