上原康助の発言 (国際平和協力等に関する特別委員会)

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○上原委員 お説のように大変困難な国内事情あるいは周辺事情があるように思います。そういう意味では、これは国連だけでなくして、日本外交のまたアジアをどう重視していくかということもあわせて考えねばいかない課題じゃなかろうかという感がいたしました。
 次に、国際貢献の面と関連するわけですが、要するに今国際貢献をしていく場合には金、物、人、これをどうするかということに相なろうかと思うんですね。特に日本のかかわりについては、金、物の面ではタイミングの問題はあるにしても国際的にも国連においてもそれなりの評価は受けている。だが人の問題だということが絶えず本委員会やあるいは今国会論議の的になっているわけですが、先ほどの明石代表の御意見からしましても、いろんな分野で日本がかかわっていく面は多いような感を受けました。きょうは特定のことは申し上げません。大変参考になる分野がありましたので、国際情勢も大きく変化をいたしましたし、また国会における与野党のどう日本の国際貢献案はあるべきかということについても、一時期よりも相当接点が求められつつあるのではないのかという期待感も出ていることも御理解がいただけるかと思うのです。
 そういう前提を含めてお尋ねをしますが、要するにカンボジアの平和回復、安定化に要する財政というか、資金の裏づけがなければ人だけ確保してもこれはなかなかうまくいかぬ。トータルで十九億ドルあるいは二十億ドルとも言われておるわけですね。その三分の一くらいは日本の割り当てと、そしてまたこれだけの経済力がある国ですから拠出としてやっていただきたい、割り当てプラスアルファをぜひ期待をするという今の御意見でございました。私たちもそのことでは同感であります。
 そこで、せんだってカンボジアを訪問したときに、UNAMICに出す財政についてもなかなか芳しくないという説明を受けました。そういったことからしますと、人の確保も大事なんだが、当面やはり暫定措置の二億ドルあるいはトータルの十九億ドルをどう国連として各国の御理解、協力、なかんずく我が国の協力を得て確保するかというのが一番大事な点じゃなかろうかと思うのですが、その点についてもう少し御見解を聞かせておいていただければ、これからの参考にいたしたいと思います。

発言情報

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発言者: 上原康助

speaker_id: 26762

日付: 1992-03-11

院: 衆議院

会議名: 国際平和協力等に関する特別委員会