羽田孜の発言 (大蔵委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○羽田国務大臣 今委員の方から冒頭にお話がありましたように、まさに一つの歴史的な転換、これは、時代もそうでありますし、また、金融あるいは証券取引につきましてもそういうことが申せるんじゃなかろうかと思っております。特に、日本の金融・証券関係は、専門制あるいは分業制、これを特色として、今日まで日本の経済復興あるいはその後の高度経済成長、こういうものを支え、我が国の経済の発展に大きく貢献してきたものというふうに考えております。
 しかし、その後金融の基調というのは、かつてのいわゆる資金不足、これから資金余剰と言われるような時代へと変化してきております。こういう中にありまして、現行の縦割り制度というものが、金融・資本市場の著しく発展した現在では、むしろ既得権益を擁護して資金の効率的配分、これを妨げる可能性というものが大きくなっているんじゃなかろうかというふうに考えます。
 今回の金融制度及び証券取引制度の改革は、こうした歴史的な認識のもとに、現行の縦割りの金融制度を見直して、金融・資本市場における有効かつ適正な競争を促進することによって市場の効率化を図り、ひいては、国民経済の安定、発展を図っていくものになるであろう、まさに歴史的な一つのものであろうというふうに認識をいたしております。

発言情報

speech_id: 112304629X01319920515_003

発言者: 羽田孜

speaker_id: 3201

日付: 1992-05-15

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会