小川是の発言 (大蔵委員会)

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○小川政府委員 今回の法案におきまして証券取引等監視委員会の設置を含む体制の見直しをお願いいたしております。その基本となる考え方といたしましては、まず証券取引につきまして、基本的にこれが市場において多数の参加者を得てルールにのっとって価格形成が行われる取引である、こういった点から、何よりもこうした市場ルールが遵守されるということが極めて重要であるというふうに考えられるわけでございます。昨年来の国会におけるさまざまの御審議あるいは行革審の答申その他の御批判というのは、このような市場ルールの遵守といった基本的な原則がきちっと守られていないのではないか、またそうしたチェックの体制が適切でないのではないかという御批判でございまして、その中には、特に証券行政が、市場参加者として重要な一翼を担う証券業者を監督する一方でこうしたルールの遵守状況を判定するということが市場の公正という観点から見て問題があるのではないかということであったと存じます。行革審答申は、そこのところを端的に指摘をされ、新しい委員会の設置を提言されたものだと心得ております。
 私どもは本来、証券会社の検査を含めまして、行政が行う検査というのは行政上の監督責任を全うする手段であるということから、監督行政と検査というものは表裏一体のものであるというふうに考えておりますが、ただいま申し上げたような御批判を受けとめまして、異例ではございますけれども、大蔵大臣のもとに、こうした市場ルールの遵守状況を検査・監視するための委員会を新たに設け、この委員会について行政部門からの独立性、中立性を保つということを眼目にいたしまして、改革案を御審議をお願いをしている次第でございます。

発言情報

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発言者: 小川是

speaker_id: 6729

日付: 1992-05-15

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会