ロバート・リケットの発言 (法務委員会)
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○リケット参考人 関係ないはずがないと思います。というのは、七〇年代までは日本政府高官が時々、在日朝鮮人に対して似たような発言がありまして、一九六五年、法務省の高官は、池上努という方なのですけれども、外国人を焼いて食おうが煮て食おうが自由だという発言がありまして、その方は在日韓国人の法的地位問題を担当していた方ですから、それは因果関係はないととても言えないと思うのです。
それで、とにかく今の制度上のもの、私たちは、外登法がまた変わりますという情報が伝わってくると、非常に落ち込むような気になります。なぜかというと、相談されないのですね。在日朝鮮人・韓国人、台湾人、中国人でさえ相談されずに、自分たちの手が届かないところで自分たちの運命がずっと決められてしまうというパターンが終戦後あったわけです。そのパターンは一切変わってないのです。今度、都合上一部の外国人、旧植民地出身者の方々は指紋制度から除外しますけれども、また同じような思想を生かして、今度違う人間にしわ寄せをするわけで、何一つ変わらないというところで非常に不安を感じます。
それで、そういうことですから、勝手ながら調査をやったわけです。その調査結果はここにありますけれども、今の政府案に賛成の声はこれぐらいですけれども、反対の声ばこれぐらいあるのですね。英語と日本語でびっしり書き込まれているのです。反対の声の中にも、とにかく月本人の指紋もとるべきだとかいう意見もあるわけですけれども、なぜ政府がそのような相談をしないのでしょうかという理由がその政府高官の発言を聞くと大体わかるわけですね、そんなのは関係ないと。