ロバート・リケットの発言 (法務委員会)
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○リケット参考人 制度が導入されたとき、もう戦争がヨーロッパで勃発していたから、一九四〇年から実施されるようになりましたけれども、もちろんもう戦争は始まっていたわけですね。
それで、そこからずっとあって、一九五〇年、今度強制退去の規定が導入されて、それでまた一九五二年、新しい国籍移民法というものができますけれども、国籍移民法というのは旧外国人登録法と一九五〇年国家安全法両法が含まれたものですが、一九五〇年の国家安全法と一九五二年国籍移民法両法の場合は、アメリカの大統領、拒否権を発動したわけです。なぜ発動したかというと、この立法は戦後世界と余りにもそぐわないものであり、外国人を差別対象にするもので、アメリカは批判されるのではないか。それなのに、やはり冷戦のさなかだったし、マッカーシズムの真ん中でもあったわけですから、議会は大統領の拒否を無視して強行採決したわけです。
ただ、一九五〇年代の半ば、一九五七年前後だと思いますけれども、今度すべての外国人の指紋をとるのじゃなくて、アメリカ人の指紋をとる国の人間の指紋をとるという制度に変わりまして、相互制というふうに思われていますが、長年続けましたけれども、多分一九六五年あたりまた改正がありまして、その前後で結局基本的に永住権を求める人間の指紋だけをとるという変化。ごく簡単ですけれども。