ロバート・リケットの発言 (法務委員会)

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○リケット参考人 永住者と一般外国人との間にすべての区別をなくすべきだという極端なことを言うつもりはないですけれども、差別的な区別をとにかくなくしない限り、ともにいけるような社会をとてもつくれないです。
 最近アジアから大勢の人々が勉強したり働くために日本に来るわけですけれども、日本のマスコミ、世論を見ますと、どう対応すればいいのかとかいろいろな議論がありますけれども、それ以前の問題は、やはり日本は過去に対してどうやって責任をとって、それで在日朝鮮人ととにかくどうやっていけばいいのかという根本的な問題を解決しない限り、新しい問題ととても取り組めないと思いますので、その時点では在日朝鮮人と相談せざるを得ないと思います。むしろ何よりもそれはそうすべきだと思います。
 ただ、アメリカの出身者ですから、いつもアメリカの社会のことを考えますけれども、アメリカでも差別はひどいものですね。人種差別、いろいろなあつれきもあったりして、アメリカの歴史、非常に恥ずかしいところ多いですけれども、せめていいところも一つあるとすれば、法上一応平等というそういう法規定はあるわけですね。差別された人間は、国籍を問わずに市民じゃなくてももちろん同じ権利はありますから、裁判で闘えば勝利する可能性も強いし、それは法的体系があるわけです、基本的に。日本はそういうのは欠けています。ですから金先生がおっしゃったように、総括的な問題だと思います。
 それで、とにかく外国人は、国籍はどうであれ日本に今暮らしている限り日本社会に貢献していますので、その見返りをどうするか。自分の貢献、それなりの貢献をしているのならそれなりの見返りを得ればいいんじゃないか。その第一歩として外国人登録法における差別的な条項を削除すべきであると思います。
 以上です。

発言情報

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発言者: ロバート・リケット

speaker_id: 6026

日付: 1992-04-07

院: 衆議院

会議名: 法務委員会