寺村信行の発言 (大蔵委員会)
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○寺村政府委員 開銀その他の政府関係金融機関の今後のあり方についての御質問でございますが、政府関係金融機関は、民間金融では対応できないものの補完をするという本来の役割がございます。御指摘のように、設備資金に占める開銀のウエートはかつてと比べて低下はしておりますが、その分、民間金融機関で対応できる分野がふえてきた結果であるというふうに理解をしております。
ただ、最近の状況を見ますと、開発銀行に対する資金需要が非常に増大しております。のみならず、中小企業金融公庫とか国民公庫とか環衛公庫、これもかつては五十年代の後半からのいわゆるバブル経済の時期におきまして、この種の政府関係金融機関に対する資金需要が極端に低下をした時期がございますが、現時点ではかなり民間金融のサイドの問題もございますし、一方ではこれらの政府関係金融機関が固定金利、長期かつ固定の金利を出す、その水準はかなり低いという状況で、今資金需要が大変増大いたしております。
今回の補正に伴います貸付規模の追加も、開発銀行は七千億でございますが、国民公庫は五千百七十、中小公庫は三千三百七十、合計一兆六千七百七十億円の追加をしているところでございますが、これらは現在の状況を見ますと極めて順調な消化が行われているということでございまして、こうした国民のニーズにこたえているのではないか。今後とも、そのあり方については不断の見直しが必要でございますが、そのときの状況に応じた対応をしていく必要があろうかと考えているわけでございます。