竹下登の発言 (予算委員会)

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○竹下証人 六月五日の二時から私は総裁選立候補の決意、十月、失礼しました、十月五日の午後二時から総裁選立候補の決意表明をホテルで大々的に行いました。
 実は私は、幹事長として仕え、また官房長官として仕えた方の元気でおられるのがお二方でございますので、その決意表明の前に行きたかったわけでございます。しかし、先ほどお話しのように、中曽根先生の方から六日の九時に来てもらいたいというお話がありましたので、それは中止をいたしまして、六日に田中邸、そして総理官邸ではございません、総理大臣の公邸でございました、へお伺いしたわけでございます。したがって、その五日の晩に渡邉さんと話し合いをしましたときに、私はそのとき初めて会ったような感じがしておりましたが、とにかく大変丁寧な言葉で田中邸へ立候補のごあいさつに行かれたらというお話がございました。
 その中で、私自身いわゆる自民党という名前を知っておりませんでしたが、街宣活動をしていらっしゃる、竹下輝励会とかいう名前であったように思いますが、この方々のいわば条件というような形であったならば、私はそれに従うわけにはいかないと、こういう意識を持っておりました。したがって、その席では私は正確にそのことを申し上げなかったわけでございます。しかし、報道によれば、そのとき大変私は弱気になっておったという報道がありますが、二時に立候補を声明して、私、どっちかといえば自分の感情を抑える方でございますけれども、意気軒高たる大演説をやった後でございますので、ふさぎ込んでおったという状態にはなかったろうというふうに思うわけでございます。
 したがって、私自身整理して、いつの日伺おうかと思っておりました。そこへ長谷川信さんが、私の大学の先輩でもございます、自分が玄関で名刺をお受け、取り次ぎますからぜひ朝いらっしゃい、それは中曽根さんの日程が九時ということを知っておるから、その前で結構じゃないですかと、こういうお話がありまして私が参上した次第でございます。そのときテレビが二台ぐらいおったと思います。これは私の方からあらかじめ連絡したものではございません。したがって、私が田中先生に立候補のごあいさつを申し上げに田中邸を訪問したこと、そのものはいわば街宣活動を中止する条件を果たしたという問題意識は全く私にはございません。

発言情報

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発言者: 竹下登

speaker_id: 22013

日付: 1992-11-26

院: 衆議院

会議名: 予算委員会