斎藤文夫の発言 (本会議)

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○斎藤文夫君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 まず、特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律案の主な内容は、有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約等の的確かつ円滑な実施を確保するため、特定有害廃棄物等の輸出入の承認、移動書類及び人の健康または生活環境に係る被害を防止するための措置命令に関する所要の措置等を定めようとするものであります。
 委員会におきましては、条約と法律案の整合性、主務大臣間の連携のあり方、環境保全とリサイクル、規制内容とその実効性の担保等の諸問題について質疑が行われるとともに、厚生委員会及び環境特別委員会との連合審査会を開会するなど慎重に審査を進めてまいりましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
 質疑を終わり、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、本法律案に対し、七項目の附帯決議を行いました。次に、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案の主な内容は、最近における経済情勢等にかんがみ、公正かつ自由な競争の促進による国民経済の一層の発展に資するため、私的独占、不当な取引制限等の違反について、事業者等に対する罰金の最高限度額を現行の五百万円から一億円に引き上げようとするものであります。
 委員会におきましては、参考人から意見を聴取するとともに、罰金の額が一億円となった理由とその妥当性並びに抑止効果、公正取引委員会の刑事告発に対する姿勢、企業の談合体質に対する対応策、公正取引委員会の執行体制の充実等の諸問題について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
 質疑終局の後、本法律案に対し、日本社会党・護憲民主連合吉田理事より、事業者等に対する罰金の額を五億円に引き上げる修正案が提出されました。
 次いで討論に入りましたところ、日本社会党・護憲民主連合を代表して谷畑委員より、修正案に賛成、原案に反対の意見が述べられました。
 討論を終わり、順次採決の結果、修正案は賛成少数をもって否決され、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、本法律案に対し五項目の附帯決議を行いました。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
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発言情報

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発言者: 斎藤文夫

speaker_id: 8109

日付: 1992-12-10

院: 参議院

会議名: 本会議