北川石松の発言 (決算委員会)

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○北川(石)委員 私は政策というものは、やはり一貫して遂行しなくてはいけないし、形をつけなければいけない。しかしながら、この政策が誤っておるというならば、その場で政策の転換をなさなくてはならない。
 総理、一番大きな政策の転換をしたものは、マッカーサーが、占領政策を持ってきながら日本を救うてくれた。あの政策の転換あればこそ、今日の日本の経済の発展があるんじゃないですか。それだけの大英断を、私は、総理を初め皆さんに望みたい。
 私は、かねて言っておる。指揮統率の欠陥を兵の労力に補ってはならない。国民の負担にしてはならない。そんな思いをいたすときに、政治家というものは、時には権威者でなくてはならない。決定しなくてはいけない。権威者であると同時
に、英知を持った権威者であってほしい。権力の権威者であり、英知を持った権威者であり、そうしでまた、みずからを無にした謙虚な権威者であってほしい。こんな願いを込めて、今のことを申し上げる。
 なお、私は先ほど来このことについて強く言っておりますが、建設省なり運輸省その他、私は、社会資本投資ということの重要性を痛感する。社会資本投資をすることによって、日本の国が豊かになっていく。総理は生活大国とおっしゃっている。生活大国というものは、生きとし生けるものがみんな喜ばなくてはいけない。そこに生きがいのある生活をしてこその生活大国だ。片方でいじめられ、片方で長年の家業を失うようなものは生活大国にならない。
 この際、一番感謝したいのは、建設大臣、建運協定というのがございますね。建設省と運輸省の協定。結ばれた日、御存じですか。御存じなければ私から申し上げておきますが、四十四年九月一日にこれが決定された。これは、日本全体の軌道と道路の平面交差をなくするために、受益者負担が当時三〇%であったのを七%に下げたんや。そのために、大きな交通停滞を防ぐと同時に、もちろん環境もよくなる。いろいろな点の貢献をしておる、社会資本投資で。
 こういうことを思いますときに、総理、千五百億の金、二千億の金、こういうようなものを新しい方向に持っていく社会資本投資にすることがいいのではないでしょうか。
 そんな思いを込めて、いま一つ提案をしたいと思いますのは、太陽光の発電パネル。もちろん、これは太陽電池でございますから、直流を交流にかえるためのインバーターも必要でしょう。そういういろいろなことをしながら、私は、環境を守り、国民の生活を豊かにし、そうして、ああいい政策をやってくれたなということを形づけることが大切だと思います。
 このことについて、通産省は十六億七千七百万ほどの予算を計上されましたな。森通産大臣、うなずいていらっしゃいますが、私は非常に結構だと思っております。ところが、建設省もくっつけておったけれども、これは切ってしまった。それは、各住宅の中にこのような太陽光電池を持ってくることによって——今、総理、地球温暖化、CO2初め、オゾン層というのは非常に破壊されてきておるんです。いろいろと環境が悪くなっていることは御存じだと思います。この環境をよくすると同時に、また生活に潤いと非常にいい形をつけていく。
 太陽光のパネルをいたすことによりまして、資源が——資源が決まっておるんですよ。石油とか石炭、限られた資源というものは使わなくて済む。と同時に、環境もよくなる。これに思い切った社会資本投資ということで、総理が決断をしていただきたいと思います。そういう新たなる社会資本投資こそが生活大国の基本になっていくんじゃないか、私はこんな思いをいたしますので、先ほど来の質問のいろいろの中でございますが、総理の御見解を承りたいと思います。

発言情報

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発言者: 北川石松

speaker_id: 34762

日付: 1993-06-07

院: 衆議院

会議名: 決算委員会