武藤嘉文の発言 (決算委員会)
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○武藤国務大臣 やはりカンボジアの国民は約九〇%の投票率で民主的な選挙を行ったわけであります。これはやはりカンボジアの国民が、長い間の内戦状態、あるいはまた独裁的なポル・ポト派による政治、そういうものから平和で民主的な国づくりをぜひしたい、私は、こういうあらわれであったと思います。
そこで、その結果、今御指摘のように、確かにポル・ポト派は武装解除をいたしておりません。しかしながら、シアヌーク殿下は、この間、ポル・ポト派も含めた形での何らかの形の機構を考えていきたい——確かにパリ和平協定では、これから制憲議会を発足し、その制憲議会で憲法を制定し、それから新しい政府を樹立する、それまではUNTACの責任だ、こういうことになっております。これはこれなりに、私は、進んでいかなければなりませんが、それが円満にいくためには、やはりシアヌーク殿下が一番カンボジアでは求心力を持っておる人物でいらっしゃいますから、シアヌーク殿下のあのような構想というものは評価すべきものと思っております。
確かに今いろいろ動きがございますけれども、私どもは、できるだけ早い機会にもう一回このシアヌーク殿下の構想が何らかの形で結ばれていくように、カンボジアでそれぞれの派の中で話し合いが行われるということを期待いたしておるわけであります。