林義郎の発言 (大蔵委員会)

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○林(義)国務大臣 今のお話がありましたように、私は所得税というのはやはりある程度まで累進性を持って、所得ですから、相当な金持ちの人には高い負担をしていただくということが必要だろうし、それからまた、所得全体をできるだけ総合的に集めてやるというような物の考え方でやっていかなければならない、私は、そのお考えはそのとおりだろうと思います、正直言って。
 ただ、そういったことになると、いろいろな問題が残っておりますのが御指摘のありましたような納税者番号で、キャピタルゲインをどうするかというような問題であるとか、土地の税制、譲渡所得なんかについてどうするかというような問題であるとか、いろいろな問題がその周辺の問題として出てくるわけでございます。私から申すまでもありませんが、納税者番号制度の導入につきましては、昨年の税制調査会の答申でいろいろな検討すべき課題が残っているということをいただいたのですが、やはり方向としてはおっしゃるような方向で考えていくべきものだろう、こう思っておるところであります。
 かつてグリーンカードというのがありまして、やりましたが、グリーンカードというものをやったけれども、結局またもとに戻ってしまったというようなこともありますし、これはやはり国民の相当の御理解をいただかないといかぬのではないかなという気持ちを私は持っていまして、念には念を入れて国民の御理解を求めていくことが必要だろうと思うのです。
 私からこんなことを申し上げてはおかしいのですけれども、かつて背番号制度を導入するのは徴兵制につながるぞなどというような御議論まで、そんなこと全然ないのですけれども、まだそんな御議論まであったという意識ですから、プライバシーの問題とかなんとかというようなものも一緒に考えて、十分な理解を求めるような努力をしていかなければならない。引き続き税制調査会で御検討いただくことにいたしておるところでございます。

発言情報

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発言者: 林義郎

speaker_id: 33770

日付: 1993-06-02

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会